自動車の運転をするということ

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自動車の運転をするということ

高校時代、4、5月生まれの同級生は、即効で教習所通いをはじめ、免許を取得していました。当時は、何かものすごく差をつけられた感じがしたものです。冬生まれの私は受験時期との兼ね合いで、高校時代には免許を取得する事は無理でしたので、大学入学後、すぐに教習所通いを始めたのです。

大学の勉強よりも、サークルの飲み会よりも、まず自動車免許の取得。それが何よりも大事な目標だったのです。今思えば、勿体無いことをしたとした思います。何しろ新歓コンパはただで飲み食い出来るんですから。

そして、通い始めた教習所。なんとも不思議な空間でしたね。自分より遥かに歳の離れた大人の人が同じ座席列に座って熱心に講義を聴いている教室空間。大して親しくもない指導員の先生と一時間、車内という閉鎖空間に一緒にいる。

今までの小中高の学生生活では感じたことのない独特の雰囲気や仕来り、人間関係を知り、少しだけ大人への、社会への階段を登っているのだと感じました。

    大げさではなく、本当にそう思いました。何しろ、自動車の運転をすることはそれ相応の社会的責任を負うことだと、指導員の先生に何度も言われましたし。社会的責任、そのようなものを実感することは、今までありませんでしたから。

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